2021.3.5 ブログ

クロスにシミがもしかして雨降り。原因は外壁かも

クロスにシミがある

もしかして雨漏り?

原因は外壁かも 

ヘアークラックから毛細管現象により

漏水する。こんな小さなひび割れから

雨漏り?と

驚くお客様もいらっしゃいますが、

コンクリートには

防水機能はありません!

雨漏りの原因はさまざまですが、

そのうちの1つが毛細管現象に

よるものです。毛細管現象は方向に

関係なく起こります。屋根材やモルタル

の外壁は地震や台風などの強風により

損傷を受けたり経年劣化によって

小さな隙間やひび割れを起こします。

そこに雨が降って水がたまると、

毛細管現象により雨水が建物の中に

浸入していくのです。

屋根のクラック

通常、水は高いところから低いところへ

流れ落ちると考えます。

でも水を入れたコップにストローを

さして見て下さい。水が高い位置

までのぼってきてしまいます?

キッチンペーパーをひねり

水に浸して見て下さい。

みるみるうちに上に登ってきます。

これを「毛細管現象

(もうさいかんげんしょう)」といいます。

実はこの現象は、古くなった屋根の

建材やコンクリートでも起こります。

コンクリートは防水材ではないので、 

防水機能はありませんので、

水分を吸収します。そして、

水はコンクリートにとってミカタでは

ありません。

水そのものだけではなく、

水に含まれる様々な成分が

コンクリートと結びついて化学反応を

起こすことで劣化が早まるからです。

さらに、劣化してひび割れができると、

そのひび割れからコンクリートの

深い部分にまで水分が侵入しやすくなる

悪循環に陥ります。

通常、室内の床は、

基礎部分より高い位置にあります。

外部の基礎下部分に水が溜まっても、

50センチも高い位置にあるコンクリート

をいくらなんでも上がって来ない!

と思いがちですが、古くなった

コンクリートは、スポンジのように水を

吸い込むことがあります。

これにより50センチ水が上昇し、

室内の漏水を引き起こす場合があります。

小さなクラック(ヘアークラック)

だからまだ大丈夫?と油断していると

室内に雨漏りしてきます。

大切な建物を守るためには定期的な点検

とメンテナンスが大事ということですね。

お気軽にご相談下さい

0120-703-452