塗料色あせのスピードは選ぶ色によって違う!
こんにちは!神奈川県相模原市、町田市、八王子市で外壁、屋根の塗装・リフォームも行う株式会社「絆」(KIZUNA)です。
今日お話ししたいのは外壁塗装の「お色選び」に関してです。
外壁の塗料はもちろん製造メーカーによってもその耐久性に違いが現れるのですが、 外壁塗装を注文する際には、お選びいただく「色」に関しても注意しなくてはならないことがございます。
簡単に言ってしまえば”色”によって
”色あせが早い色”と”そうでない色”
が存在するのです。
そして塗装業界の1番のクレームの原因と言っても過言ではない問題が、施工より前に施工業者からの説明が不十分である”色によって違う色あせの速度”でもあるのです。
それもそのはず、お選びいただく”色”によっては、”3年から5年”も色あせが始まる速度には違いがでてきてしまうことはなかなかに知られておりません。
一体、どんな色が”色あせに強く”、また”弱い”のでしょうか。 今回はブログ記事を通して「外壁塗装のお色選び」に関してご説明させていただきたく思います。
外壁塗装に「原色」は要注意?!色落ちが白に比べて3~5年も早い!?
外壁塗装にお選び頂くお色は、ひと昔前は白を基調としたシックなお色を選ばれるお客様が多くいらっしゃいました。しかし、外壁は建物の顔とも呼べる部分、最近では鮮やかな「原色系」の塗料を選ばれるお客様も増えてきております。 しかし事前にここだけは知っておいていただきたいことがあります。 外壁塗装に原色をお考えのお客様に注意していただきたいポイント、それは…
「“原色に近い色”はシックな色と比較した時、
色あせが3年から5年位早い」
ということです。(※我々の過去の経験による体感です)
弊社の経験上特に”黄色”や”赤色”、”青色”などの原色は3~5年で塗装部分より粉を吹く「チョーキング現象」が起きるまでが早いと感じます。
「色あせの具合」をご想像していただくには、例えば……海辺近くに設置されたガードレールを思い出されるといいかもしれません。 塩や波風にさらされたガードレールは全体的に色あせをして、全体的に白くなっている印象がございませんか。 あれがチョーキングと言われる現象で、色あせが始まるとあのような粉がでてきます。
塗料のカタログでも「原色」をオススメしていないのは、将来も満足していただくため
それでは弊社では原色をご希望のお客様に、どのような対応をさせていただいているでしょうか。
弊社は積極的には原色をおすすめしておりません。
今までの施工事例から1つ例を出すのであれば、以前「原色の黄色」を外壁塗装に希望されていたお客様がおりました。
ご希望の黄色は色あせまでが早いことを事前に入念にお話しさせていただいた上で、同じ黄色でも少し乳白色がかかった「クリーム色」をご提案・施工を施しました。 それは言わずもがな塗装の真価が発揮されるのは、塗替え直後ではなく、数年経った後であるからなのです。
他にも迷う箇所は沢山!一から入念に計画を進めていきましょう
色によって見た目の変化の速度に違いが現れることは、好きな色を外壁に塗装したいお客様からすれば少しショッキングな話ではなかったでしょうか。
しかし、何も知らずに、塗替え後数年経ってから発覚するほうが、より一層ガッカリさせてしまうことになります。 基本的に、塗料メーカーが提供しているカタログに載っている「常備色」というのは、”早い色あせ”の心配が少ない色です。私たちは、こういった理由から塗料の色選びにも慎重になっているのです。 それでも同時に、できる限りお客様のご希望に沿って施工することがプロの仕事だと弊社は考えております。 外壁塗装の「お色選び」も、お気軽にご相談ください。