2025.3.6 ブログ

屋根から雨漏り?相模原市と町田市の屋根修理のことなら

住宅の屋根は、雨風を防ぐために

複数の層で構成されています。

基本的な屋根の構造は以下の

ようになります。

1.屋根材(瓦・スレート・金属屋根など)

外部の雨を直接受ける部分

2.ルーフィング(防水シート)

屋根材の下に敷かれ、屋根材の隙間から

侵入した雨水を防ぐ

3野地板(合板や木製下地)

屋根の土台部分

4垂木(骨組み)

屋根を支える構造材

5.軒先・棟・谷樋などの仕上げ部分

雨水の流れを適切にコントロールする

役割を持つこのうち、特にルーフィングが

劣化したり、当たり前の事ですが、

施工不良があると雨漏りの原因に

なりやすくなります。

雨漏りが発生する原因

施工不良による雨漏り

 

施工のミスが原因で雨漏りする

ケースがあります。特に以下の部分で

不良が起こりやすいですルーフィングの

施エミス

ルーフィング(防水シート)

の重ね幅が不足している。破れたまま

施工されている。

貫通部分(換気口やアンテナ設置部分)

に適切な防水処理がされていない

屋根材の固定不足

 

瓦やスレートのズレ、釘の打ち方が甘い

強風で飛ばされたり、隙間ができて

雨が侵入

板金部分(棟・谷樋など)の施工不良

棟板金(屋根の頂部)の固定が弱く、

強風で浮いてしまう。

谷樋(屋根の部分の金属板)

の施工が甘く、水が溜まりやすい。

経年劣化による雨漏り

 

屋根は長年の風雨や紫外線によって

劣化し、雨漏りの原因になります。

ルーフィングの劣化

屋根材が割れていなくても、

ルーフィングが劣化すると雨漏りする

ルーフィングは約20~30年で寿命

 

屋根材のひび割れ・ズレ

 

瓦やスレートの表面が割れると、

そこから水が侵入

強風や地震でズレて隙間ができる

棟板金の浮き・の抜け

金属製の棟板金は温度変化で伸縮し、

固定している釘が浮く

釘が抜けると隙間から雨が侵入

シーリング(コーキング)の劣化

金属屋根や屋根の接合部分の

シーリング材が劣化し、隙間ができる

 

構造的な問題

屋根の形状や構造によっても雨漏り

しやすい部分があります。

谷樋(たにどい)

屋根が合流する谷部分は水が

集まりやすく、雨漏りのリスクが高い

軒先

軒先の長さが短いと、雨水が外壁に

直接当たり、壁の内部に浸透しやすい

屋根勾配が緩い

勾配(傾斜)が緩すぎると、

雨水が流れずに溜まりやすく、

浸水しやすい換気口や天窓

(トップライト)

換気口や天窓の防水処理が甘いと、

そこから雨漏りする

3. 雨漏りが発生しやすい部位

 

特に注意が必要な部位は以下の通りです。

1.棟板金(むねばんきん)

屋根の頂上部分の浮きや強風による

板金のめくれが発生しやすい

2.谷樋(たにどい)

屋根の合流部分は雨水が集まりやすく、

排水処理が悪いと雨漏りする

3.軒先(のきさき)

屋根の端部分ルーフィングの施工が

甘いと、毛細管現象で水が逆流しやすい

4屋根と壁の取り合い部分

 

雨仕舞(防水処理)が不完全だと、

壁の隙間から水が入る

  1. 天窓・換気口周辺
  2. シーリングが劣化するとそこから浸水する
  3. 瓦やスレートの隙間

  経年劣化でズレたり、

  ひび割れが発生しやすい

雨漏りを防ぐ為の対策

雨漏りを防ぐためには、定期的な点検と

適切なメンテナンスが重要です。

定期点検(5~10年ごと)

釘の浮きや屋根材のズレをチェック

屋根材の補修

ひび割れた瓦は交換、スレートは

コーキング又は鋼板でガバーする。

板金部分の固定をしっかり行う

シーリングの補修

シーリング材が劣化したら

早めに打ち替える

防水、美観保護工事

 

屋根全体のカバー工法や塗装による

防水強化

まとめ

住宅の屋根が雨漏りする原因は

施工不良・経年劣化・構造的な問題

によるものが多く、特に棟板金・

谷樋・軒先・天窓周辺などは雨漏り

しやすいポイントです。これらを防ぐ

ためには、定期的な点検・補修・

防水対策が重要となります。

雨漏りが発生する前に、

早めの対応を心がけることで、

大規模な修繕を防ぐことができます。

屋根工事をする際は、屋根の構造を

しっかり理解した業者に頼む事が

を長持ちさせる為には必要に

なって来ます。

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