2015.9.2 ブログ

防水工事の種類・工法

劣化を進行させる雨漏りから建物を守るには、内部に水が侵入しないよう防水工事を施す必要があります。そんな防水工事には様々な種類があります。こちらでは防水工事の種類・工法をご紹介します。

アスファルト防水

防水工事の中でも歴史が古く、信頼性の高さが大きな特徴です。熱工法・トーチ工法・冷工法に分ける事が出来ます。

【熱工法】
溶解したアスファルトとシート状のルーフィングを複数枚積層し、厚みのある防水層を作る工法です。耐用年数が長期的で、水密性・耐久性などにも優れています。

【冷工法】
熱工法とは反対に熱を使用せず、粘着剤をコーティングしたシートを積層していく工法です。常温工法とも呼ばれます。煙・臭いの発生を抑えられ、通常よりも工期短縮が図れます。

【トーチ工法】
ルーフィングシートをトーチバーナーであぶり溶かし、下地に貼りつける工法です。冷工法と同じく煙・臭いの発生を抑え、工期の短縮が図れるメリットがあります。また、シート同士も隙間なくピッタリ接合出来ますので、高い防水層の形成を可能とします。

ウレタン防水

液状のウレタン樹脂を塗りつけ、化学反応によって防水層が形成される工法です。屋上やベランダをはじめ、複雑な形状の場所でも水密性の高い連続皮膜の形成が可能というメリットがあります。また、軽量なので建物への負担も少なく、コストパフォーマンスにも優れています。

ゴムシート防水

主原料に合成ゴムを使用した防水シートを、接着剤を用いて下地に貼りつける工法です。高い伸縮性と耐候性に優れた点、さらに低コスト・短工期が可能な事が特徴です。目立ちにくい部分の防水工事や、応急処置に活用される事が多いです。

塩ビシート防水

塩化ビニール樹脂で作られた防水シートをゴムシート同様、接着剤で下地に貼りつけていきます。ゴムシート防水よりも紫外線・熱・オゾンに優れた耐久性があり、施工時の状態や色彩を保つなどの特徴があります。

防水工事は用途に応じて種類や工法が異なってきます。建物を守るためにも最適な防水工事を選択する事をおすすめします。相模原市での防水工事は株式会社絆までご相談ください。防水工事をはじめ、屋根塗装・外壁塗装・マンション塗装などの塗装工事に対応しております。

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