2026.1.24 ブログ

相模原・町田冬の外壁、 屋根塗装の真実!

真冬の外壁屋根塗装の真実

〜真冬の屋根塗装編〜

 

― 夜露・結露・低温施工で本当に

起きていること ―

 

「冬でも屋根塗装はできますか?」

この質問は、毎年必ずお客様から

いただきます。

結論から言うと

「条件を理解し、施工管理を徹底すれば可能」

ただし、やり方を間違えると失敗する

リスクが一気に高まる季節でもあります。

今回は、実際の現場写真と経験をもとに、

真冬の屋根塗装で本当に起きていること

私が正直にお伝えします。

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真冬に起きやすい「夜露・結露」の正体

真冬の屋根で一番厄介なのが

夜露(やろ)・結露です。

昼間きれいに塗装した屋根でも、

夜間に気温が急低下

放射冷却により屋根表面温度が下がる

空気中の水分が屋根表面で結露

この現象が起きます。


夜露が塗膜に与える影響

夜露・結露が起きた状態で塗膜が

未硬化だと

①表面が白っぽくなる

②艶が引ける

③色ムラが出る

④将来的な耐久性低下

といった見た目+性能の両面に

影響が出ます。『塗った直後は艶が

あったのに、翌朝見たら艶がない』

これは、施工不良ではなく“環境管理不足”

で起きる典型例です。

気温が低すぎると塗装はできない?

これは事実です。

一般的な屋根用塗料は、

気温:5℃以上

屋根表面温度:5℃以上

湿度:85%以下これが施工可能な目安です。

真冬の屋根は「気温OKでも屋根NG」が多い

重要なのは気温ではなく屋根表面温度

⭐︎朝は霜・夜露でNG

⭐︎日中も日陰面は温度が上がらない

⭐︎夕方は急激に冷える

このため、

1日中作業できる日はほぼありません。

⚠️気温10℃・夕方施工

それ、本当に大丈夫?

 

真冬の屋根塗装、実際の施工可能時間は

何時間?

結論から言うと、

真冬の屋根塗装の実働時間は

約3〜5時間/日

🔺作業開始:10:00〜11:00頃

🔺作業終了:14:30〜15:30頃

それ以前・それ以降は、

結露リスクや乾燥不足、塗膜トラブル

が一気に高まるため、あえて塗らない

判断が必要です。

『今日は塗れない』と言える業者かどうか

ここが冬施工の一番の見極めポイントです。

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乾燥時間を考えない施工が一番危険

真冬は、指触乾燥.硬化.塗膜形成

すべてが通常より大幅に遅れます

そのため、上塗りまでのインターバル

その日の最終工程、翌日の再塗装判断

これを天気予報+実測+経験で判断

できないと失敗します。

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北面・南面、どちらを先に塗装すべき?

これは現場判断が必要ですが、

原則は明確です。


真冬の屋根は塗装出来る?

真冬の基本ルール

南面は日照で屋根温度が上がる

乾燥が早い、夜露リスクが低い

北面は、日が当たらない一日中冷たい

乾燥が遅い。

👉 真冬に北面を無理に進める業者は

要注意です。

「冬は塗装しない方がいい」は本当?

半分正解、半分間違いです。

正しい答えは、知識と管理がある業者

ならOK価格とスピード重視の施工ならNG

真冬は、工期が延び、職人の手間が増え

施工管理の難易度が高い

つまり、

安さだけで選ぶと失敗しやすい季節なのです。

まとめ|真冬の屋根塗装で一番大切なこと

真冬の屋根塗装で重要なのは、

①塗れる日・塗れない日の判断

②作業時間を削る勇気

③面ごとの施工計画

④夜露・結露を前提とした工程管理

そして何より、

 

『今日はやめましょう』

 

と言えるかどうかこれが、

本当に建物を守る屋根塗装かどうか

の分かれ目です。

 

ではここで

 

実際に起きた現場状況と艶引けの原因について

実際に当社の現場で起きた

事例をもとに説明します。

 

■ 当日の施工条件

 

⑴屋根仕上げ時間:14時〜15時30分

⑵日中気温:約10℃

⑶天候:晴れ

⑷夕方以降の気温:約4℃まで急低下

⑸翌日に仕上がり確認

一見すると、

『気温も高めで、天気も良く、問題なさそう』

そう思われる条件です。

しかし、翌日確認したところ、北面.

西面の一部において、

艶が引けたような仕上がりが確認されました。

艶がひけた直接的な原因

結論から言うと、原因は**夜間の急激

な冷え込みによる結露(夜露)**です。

■ 当日の流れを時系列で見ると

1. 日中(14:00〜15:30)

→ 気温10℃、塗装は問題なく施工可能

→ 塗装直後はしっかり艶が出ている状態

2. 夕方以降

→ 気温が短時間で10℃ → 4℃まで低下

→ 屋根表面温度が急激に下がる

3. 夜間〜早朝

→ 放射冷却により屋根が空気中の

露点温度を下回る

屋根表面に結露(夜露)が発生

4. 塗膜が完全硬化する前に

→ 表面に微細な水分が付着

→ 塗膜表層が正常に形成されず

艶引け・白ボケのような状態になる

なぜ北面・西面だけで起きたのか?

ここが一番重要なポイントです。

■ 北面

日中も直射日光が当たらない

屋根表面温度が上がりにくい

乾燥が遅い

夜露が発生しやすい

■ 西面

夕方以降、急激に日陰になる

日没後の冷却スピードが早い

塗装終了から夜露までの時間が短い

つまり、

👉 乾燥途中の塗膜が、最も過酷な

条件にさらされた面、それが北面と

西面だった、ということです。

「気温10℃でも起きる」という事実

今回の事例で重要なのは、日中気温が

10℃あった。晴天だった

施工時間も短時間で適正だった

それでも、夜間の環境変化によって

仕上がりに影響が出るという点です。

真冬の屋根塗装は、

施工時の気温だけ見て判断すると失敗する

という典型的なケースです。

 

施工不良なのか?

結論から言うと、

手抜きや雑な施工が原因ではありません。

 

しかし、

 

夕方以降の気温低下や、

夜露発生の可能性、面ごとの乾燥差

これをどこまで想定して工程を組むか

結果が変わるのも事実です。

だからこそ真冬は、面を分けて仕上げる、

事や北面は別日に回す、仕上げ時間

をさらに早めるといった通常より

慎重な判断が必要になります。

この事例からわかること

今回の現場は、

冬の屋根塗装は「塗れる・塗れない」

ではなく

 

『どこを・いつ・どこまで塗るか』

 

が重要ということを、はっきり示しています。

この艶引けは直るのか?

今回の艶引けは、夜間の結露による

影響と考えられます。

ただし、見た目の回復を待つだけでは

完全な仕上がりは担保できません。

そのため、当社では必ず再塗装を行い

仕上がりを整える対応を行います。

再塗装は必要なのか?

必ず必要です。

冬場特有の環境要因により塗膜表層が

影響を受けた以上、

見た目・均一性・品質を保証するため、

翌日または気温が安定した日に再塗装を

実施します。

部分的な艶引けであっても、

仕上げ工程として再塗装は欠かせません。

施主様へどう説明する?

「冬場は日中問題なく塗装できても、

夜間の急激な冷え込みにより結露が

発生することがあります。

今回はその影響が一部に見られたため、

品質を万全にする目的で、

必ず再塗装を行います。

気温が安定したタイミングで仕上げ

直しを行い、最終的に問題のない状態で

お引き渡しします。」

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⭐︎最終まとめ⭐︎

真冬の屋根塗装に限らず、

**塗装工事で最も重要なの

は「最終確認」**です。

施工中だけでなく、

仕上がり確認 → 翌日の確認 →

必要に応じた再確認

チェック、そして再チェック。

当社では、

必ず2人以上で仕上がりを確認しながら、

真冬の外壁・屋根塗装を進めています。

①起こりうる現象

②塗装の特性

③塗膜の形成

④塗料の性質

これらを正しく理解した上で施工する

ことが、冬場の塗装では特に重要に

なります。

 

真冬の外壁塗装・屋根塗装は、

『塗れるかどうか』ではなく、

どう管理し、どう仕上げ、

どう責任を持つか

**が問われます。

 

真冬の外壁・屋根塗装をご検討中の方は、

ぜひ一度、株式会社絆へご相談ください。

現場を知る職人目線で、

正直にご提案いたします。