軒天が損壊した事例

【工事期間】3日 / 【保険認定額】50万円

Before

台風により屋根下の軒天が損壊した事例です。
今までも下からの風により板が外れたり壊れたりしていました。
特に台風の時に壊れやすい場所で、木造の2階は大変もろい部分だったと言います。

After

修復後、軒天は無事に元の姿に戻りました。保険に加入していればこのような自然災害でも急な出費を出さずに補修工事ができる場合があります。

ビル屋上フェンス

【工事期間】3日 / 【保険認定額】200万円

Before

ビル屋上の手すりフェンスが破損した事例です。
建物は8階建で築30年以上も経っており、手すりフェンスの基礎が劣化していました。そしてついに強風が来て基礎ごと壊れた状態でした。
壁に付いていたボルトも取れていました。さらに植物や不用品などの放置が、台風や強風による被害をより受けやすくしていたと考えられます。

After

不用品の廃棄、瓦礫の撤去を含め、手すりフェンスの修復をしました。
個人で管理する物件などは屋上のメンテナンスまで行き届かないことも多いかと思われます。しかし、8階建てともあれば、屋上は風の影響を受けやすい場所です。
一方で、ビルやマンションでも、風害であれば保険での対応が可能となります。そのため、詳しく調査した方が有意義です。

棟板金その1

【工事期間】4日 / 【保険認定額】100万円

Before

木造住宅の棟板金が破損した事例です。一度浮いてしまうと雨漏りにつながります。
もともと屋根の頂上を抑える棟板金は釘で打ち込んであります。しかし棟板金の釘は風が吹いた時や、熱で膨張と収縮の繰り返しでゆるんでいきます。
そのため、釘が浮いてる板金の下に突風が吹けば最後、剥がれ飛んでしまうのです。

After

棟板金の補修に加え、スレート(平らな屋根瓦)の経年劣化も補修しました。
ちなみに通常の風ではこうはなりません。しかし、いくつもの台風を経験していくうちに、このように剥がれ飛日やすくなるというわけです。

棟板金その2

【工事期間】7日 / 【保険認定額】350万円

Before

同様に、屋根の最上部の棟板金が大きく破損し、スレート(平たい屋根瓦)もたくさん割れた事例です。
雨漏りが下の階の木部に達して腐食していました。畳も交換となるほどでした。

After

屋根の棟板金を修理し、スレートもヒビ割れた部分などを取り替え、保護用の塗装を施しました。さらに内装工事も和室一式、取り替え、仕立て直しました。長年メンテナンスをしていない屋根は台風前の調査を強くおすすめします。

軒樋

【工事期間】5日 / 【保険認定額】200万円

Before

軒樋と言われる屋根からの雨水の受け皿が自然災害によって傾いた事案です。
軒樋はもともと積雪と風の影響を受けやすい場所です。雪の重みにより変形したり、外れたりすることも多くあります。そのため、まずは軒樋を固定する板金もしっかりネジが止まっているか、チェックが必要です。

After

軒樋を新しく渡し、屋根の塗装補修もいたしました。
住宅でもアパートでも、経年劣化が進んでいても、最後が風害によるものであれば、自然災害として保険適用になる可能性があります。
そのため、もし破損してしまっても、ひとまず自然災害調査士に見てもらうと、もしかしたらそのまま諦めるより良い結果になるかも知れません。

自然災害調査士とは

自然災害調査士は民間で発行している自然災害について専門的な知識を持ち、講習を受講し試験に合格した者に発行される資格です。
自然災害による建物の被害を適切に調査し、被害を正しく鑑定するスキルのある専門家として、毎年増え続けている台風や豪雨での建物損壊を診断しています。台風がどこからどのように発生するのかなど、そのメカニズムに詳しく、経年劣化と自然災害での損壊の仕方の違いを見極めることができます。

台風後の外壁調査の重要性

台風での飛来物による外壁の破損を放置してしまうと塗膜のヒビ、破損箇所などから雨水が侵入し、カビが繫殖したり、シロアリの繫殖を招いてしまう恐れがあります。
また、付帯部などの金具、留め具が緩んでいることもありますので、落下を防ぐためにも外壁調査は重要です。

  • 屋根スレートのひび割れ

    3,000円〜5,000円

  • 雨樋の補修

    10,000円〜

  • 棟押さえの板金・留め具の外れ

    5,000円〜

バルコニー床の浸水

台風の飛来物により、バルコニーに溜まった水が抜けていくドレンが詰まってしまい、オーバーフローを起こしてしまいました。
その結果、バルコニーの下(地上から見た天井)部分が落ちてしまいました。
外壁調査のみならず、ご自身でできるドレンの月に1度の掃除はおすすめです。

屋根の笠木

屋根の笠木が外れてしまった事例です。こちらも突風による被害としては非常によく見られるケースです。
施工から時間が経ち金具が緩んでいると、台風の突風に当たった際に笠木は非常に飛ばされやすいです。
笠木がなくなると、天井から雨漏りする原因にもなってしまいます。

幕板からの浸水

こちらの事例は台風による被害ではありませんが、外壁の損傷としては非常に多い浸水による幕板の腐食を工事した例です。
サイディングの1階と2階の間の幕板です。
経年劣化の結果、ミゾができてそこに水がたまり、そこから腐食が始まってしまっていました。板金鋼板で巻きつけ補修。

その鑑定を行うことが出来るのが、自然災害調査士です。
弊社には自然災害調査士の資格を持った社員が在籍しており、災害被害に的確に対応することが可能です。
罹災証明書の発行を確実に行うことで、結果として保険の適用もスムーズに実現できます。

  • 罹災証明が発行されるまでに
    時間がかかる

  • その間、何にどのくらい
    お金がかかるのか不安

  • 不安を抱えたまま
    親戚の家などをたらい回しになる

地域にお住まいの自然災害に遭われた方々より毎年沢山のご相談をいただきます。その度に罹災証明が発行されるまでに時間がかかったり、保険の申請が通りにくい状態であるケースを目にしてきました。罹災証明が発行されるまでの間は不安を抱えたまま過ごさなくてはならなくなり、何にどれほどの費用がかかるのか心配でなりません。
「自然災害調査士」は建物のプロとして自然災害の知識も兼ね備え被害の状況を診断し、罹災証明の発行をスピーディーに促す行政のサポートをするための資格です。
弊社には自然災害調査士の資格を持つスタッフが2名在籍し、お客様からの急なご相談に対応しています。

  • Step. 1

    建物の損壊などがあればすぐにご相談ください。

  • Step. 2

    自然災害調査士が調査と災害診断に伺います。仮養生なども出来る場合にはしてしまいます。また後日、復旧工事のお見積りをご提出します。

  • Step. 3

    災害診断結果とお見積りについて保険会社に報告します。

  • Step. 4

    提出した内容を保険会社が鑑定し、査定額を決定します。

  • Step. 5

    工事内容を再確認し、災害復旧工事が始まります。(最初のお問い合わせから工事が始まるまでは、おおよそ2週間〜1ヶ月かかります。)

  • 地震による外壁のひび割れ
  • 台風による屋根の損壊
  • 豪雨による雨漏り

自然災害による損壊のご相談は
自然災害調査士を保有する絆にお任せください。