2021.3.4 ブログ

床から雨漏りそれ毛細管現象かも

雨漏りの原因はさまざまですが、

そのうちの1つが毛細管現象

によるものです。

毛細管現象は方向に関係なく起こります

屋根材やモルタルの外壁は

地震や台風などの強風により損傷を

受けたり経年劣化によって

小さな隙間やひび割れを起こします。

そこに雨が降って水がたまると、

毛細管現象により雨水が建物の中に

浸入していくのです。💧💧💧

通常、水は高いところから低い

ところへ流れ落ちると考えます。

でも水を入れたコップにストローを

さして見て下さい。水が高い位置

までのぼってきてしまいます?

キッチンペーパーをひねり

水に浸して見て下さい。 

みるみるうちに上に登ってきます💦

これを

毛細管現象

もうさいかんげんしょう

といいます。

実はこの現象は、古くなった屋根の建材や

コンクリートでも起こります。

コンクリートは防水材ではないので、 

防水機能はありませんので、 

水分を吸収します。そして、

水はコンクリートにとって

ミカタではありません。

水そのものだけではなく、

水に含まれる様々な成分がコンクリート

と結びついて化学反応を起こすことで

劣化が早まるからです。

さらに、劣化してひび割れができると、

そのひび割れからコンクリートの

深い部分にまで水分が侵入しやすくなり

悪循環に陥ります。

室内の床は、基礎部分より高い位置に

あります。外部の基礎下部分に水が

溜まっても、50センチも高い位置に

あるコンクリートをいくらなんでも

上がって来ない!と思いがちですが、

古くなりジャンカしたコンクリートは、

スポンジのように水を吸い込むこと

があります。これにより50センチ

水が上昇し、室内の漏水を引き起こす

場合があります。

このテナントも店内床から

漏水してました。

雨が降ると床から水がしみでてくる

ということでした。⛈🌧☔️

外壁塗装、ALC版間シーリング

基礎から上はもう

雨漏りする原因は全て対策したとのこと

しかし原因は

基礎下からの毛細管現象により

店内床まで水が上昇しました☝️

アスファルトを約20センチ程

掘削して、ウレタン防水を施工

しました。

全く止まらなかった雨漏りは

これでピタリと止まりました。

因みにこの写真は

この漏水工事を株式会社絆で行い

13年経過していますが、

未だ、漏水の再発はしてません😬😬

 

大切な建物を守るためには

定期的な点検とメンテナンスが

大事ということですね。

 

床から雨漏りがして来た

雨漏りに悩んでいる方は

株式会社絆にご相談下さい

0120-703-452