2021.9.21 ブログ

雨漏りが再発してしまう原因を解説!

相模原市・町田市・八王子市を中心に外壁塗装・屋根塗装を行っている株式会社絆です。

弊社は相模原市・町田市・八王子市にお住まいのお客様から、お住まいに関するご相談を多くいただいてまいりました。

台風シーズンのときに特に多いのが雨漏り修理のご相談です。

中には「1回修理してもらったのに雨漏りが再発した!」と弊社にご相談くださる方もいらっしゃいます。

意外に思うかもしれませんが、雨漏りが再発するのは人為的ミスがほとんどです。

雨漏りの発生個所を特定するのは難しいため、適切な対処ができる業者ばかりではないのです。

そのため、施工業者によってはかえって雨漏りが悪化するリスクがあるので、信頼できる業者を選ぶことが大切です!

本日は、雨漏りの再発にお困りの方に向けて「再発の原因」や「優良業者を選ぶコツ」を詳しくご紹介いたします。

 

そもそも雨漏り発生の原因とは?

「雨漏り=屋根の破損」とイメージされる方が多いですが、原因は屋根とは限りません。

雨の侵入経路は複数あり、窓のサッシや壁、給排水管から雨漏りすることもあります。

屋根から落ちた雨水が壁を伝い、壁の破損箇所から雨漏りするケースも少なくありません。

この場合「雨染みが確認できる箇所」と「雨の侵入箇所」が離れていることが多く、原因を特定するのは難しくなります。

また、雨染みがあっても雨の侵入箇所が見つからない場合は、そもそも雨漏りではないこともあります。「漏水」や「結露」が原因の場合もあるので、「雨漏りかも?」と思ったときは注意が必要です。

 

雨漏りの原因 5選

雨漏りの主な原因として、屋根・窓のサッシ・給排水管・取り合いの5つが挙げられます。

 

①屋根

屋根は雨風によるダメージを受けやすい部分で、屋根にヒビや漆喰の崩れ、瓦のずれなどがあるとそこから雨水が浸入し雨漏りが発生しやすくなります。

破損が生じる原因は「台風や地震など外的要因によるもの」と「経年劣化によるもの」の2つに大別されます。

 

②ベランダ

ベランダは雨風に晒されるうえに人の出入りもあり痛みが早い箇所です。そのため、塗膜の防水効果が切れやすくヒビなどの劣化が起きやすい傾向があります。

ベランダの排水溝が詰まって水が溜まっているとヒビが入りやすく、そこから雨水が入り込み雨漏りが発生することも少なくありません。

 

③窓のサッシ

屋根の次に多い原因として窓のサッシからの雨漏りが挙げられます。

雨漏りの原因は台風などの外的要因よりも経年劣化が多いです。経年劣化でシーリングがひび割れ、小さな隙間から雨水が入り雨漏りが発生するケースがほとんどです。

 

④給排水管

見落としやすいのが給排水管からの雨漏りです。給排水管と外壁の間に隙間があると、そこから雨水が浸入しやすくなります。

 

⑤取り合い

取り合いとは部材と部材の繋ぎ目の部分のこと。特に軒先の取り合いで雨漏りが発生することが多いです。中には雨樋からの水跳ねで取り合い部分に雨水がかかり、雨漏りが発生することもあります。

 

修理したはずなのに雨漏りする…再発の原因

ここまで雨漏りの主な原因をご紹介してきましたが、再発する原因はまったく違います。

雨漏りの再発原因は人為的なミスがほとんどで、前回修理してもらったときに適切な処置がされていない可能性が高いです。

人為的なミスは「調査上のミス」「施工段階のミス」の2つに大別されるので、それぞれについて詳しく見ていきましょう。

 

調査

調査上のミスの場合、「調査が甘い」「構造の違いに対応できない」「作業の怠慢」の3パターンが挙げられます。

 

①調査が甘い

なぜ雨漏りが再発するかというと、業者の調査が甘く原因を特定し切れていないからです。

雨漏りは複数個所が原因で発生することが多いですが、業者によっては目立つ箇所だけ特定して補修することがあります。

目立つ箇所だけ補修すれば普段の雨なら雨漏りしませんが、台風などの大雨では雨漏りが発生してしまいます。

そのため、大雨のときに雨漏りを発見して「雨漏りが直っていなかった!」と気づく人が多いのです。

 

②構造の違いに対応できない

雨漏りが再発する原因として、施工業者の建物に対する知識の浅さも挙げられます。

木造建築とコンクリート建築では雨漏りの原因箇所を特定する範囲が異なるので、構造に応じた対応が必須です。

木造建築の場合は破損個所と近い部分で雨漏りが発生しますが、コンクリート建築では破損個所から遠いところで雨漏りが発生することもあります。

(コンクリート建築の場合、ヒビが縦横無尽に広がるため、雨水の侵入経路が木造建築よりも幅広くなります。)

雨漏りの発生源は雨染みの真上とは限らないので、原因の特定には専門的な知識が必要です。

 

③作業の怠慢

施工業者の怠慢も雨漏り再発の原因の一つです。

大手ハウスメーカーに雨漏り修理を依頼すると、下請け業者に委託される場合がほとんどです。下請け業者に発注すると中間マージンが発生するので、実際に下請け業者が受け取る金額は低くなります。そうなると下請け業者は調査にかける時間や施工にかける人件費などを削り込むしかありません。

結果として原因を特定せず修理したり、中途半端な施工をしたりして雨漏りの再発につながってしまいます。

適当な業者に当たらないためには、大手メーカーよりも地元密着型の外壁塗装・屋根修理業者に頼むのがおすすめです。

 

施工

施工上のミスは「シーリングの打ち増し」「屋根の水の流れを考えない」などが主です。

 

①シーリングの打ち増し

窓のサッシからの雨漏りをシーリングの「打ち増し」で対処している場合、雨漏りが再発する可能性が高いです。

一般的にはシーリングの状態が良いときは古いシーリングの上に新しいシーリングを注入する「打ち増し」、劣化が進んだときは古いシーリングを剥がして新しいシーリングを注入し直す「打ち替え」でメンテナンスします。

そのため、あまりにも劣化が進んだシーリングに打ち増ししても、打ち増した部分が剥がれそこから雨漏りが再発してしまうのです。

シーリングにはひび割れを防ぐ効果などがありますが、寿命は5~10年と短いです。シーリングが原因で雨漏りが再発した場合、施工業者の知識不足が考えられます。

ただし、打ち増しは一般的な施工方法のため打ち増し自体が悪いわけではありません。劣化が進んでいなければ打ち増しでも十分対応できますし、既存のシーリングを剥がす手間がかからない分コストを抑えられるメリットもあります。

 

②屋根の水の流れを考えない

屋根の水の流れを考えずに修理した場合、雨漏りが再発する可能性が高いです。

屋根は素材の隙間を作ることで雨水を逃がす構造になっていますが、業者によっては「隙間=雨漏りの原因」と勘違いしてすべて塞いでしまうことがあります。

結果として水の逃げ道がなくなってしまい、予期せぬところから雨漏りが発生することも少なくありません。

知識がない業者がやりがちな失敗なので、修理を依頼する際は経験豊富な業者を選ぶことをおすすめします。

 

再発しないために しっかりした業者の選び方のコツ

雨漏りの再発を防ぐためには、信頼できる業者かどうかしっかり見極める必要があります。ここでは、外壁塗装・屋根塗装会社ならではの目線で業者選びの際に絶対に外せないポイントをご紹介します。

 

①現場を確認してから見積もりを出してくれる

優良な業者は、きちんと現場を調査したうえで見積もりを出してくれます。

稀に現場を見ずに見積もりを出してくる業者もいるので、依頼する際は注意が必要です。

 

②見積もり内容が細かく記載されている

優良な業者は雨漏りの原因をしっかり突き止めたうえで見積書を作成し、見積もりの内容を細かく記載しています。

「雨漏り見積もり一式」などとまとめて書かれている場合は、必要以上の料金が取られていたり、雨漏りに関係のない工事が上乗せされていたりする可能性が高いです。

見積書に不明瞭な点がないかしっかりチェックすることをおすすめします。

 

③修理箇所についてどういった修理を行うかの説明がある

優良業者の場合、雨漏りの原因や工事場所、どういった工事を行うかしっかり説明してくれるものです。工事について詳しい説明がない場合は手抜き工事される可能性が高いので、依頼するのは避けたほうが無難です。

 

④実績がある

雨漏り修理の実績がある業者は、原因を突き止め適切な補修をしてくれる可能性が高いです。業者の公式サイトで実績をチェックしたり、担当の人に「どんな施工事例があるのか」聞いてみたりすると良いでしょう。

 

⑤築10年未満か質問された

相談した際に「築10年以内ですか」と質問された場合、信頼できる業者の可能性が高いです。

新築住宅を供給している事業者には「住宅瑕疵担保責任」があり、10年以内に瑕疵があった場合工務店や販売店に連絡するとほとんど費用をかけずに雨漏りを補修できます。

業者側が「住宅瑕疵担保責任で安く修理できる」と提案してきた場合、専門知識があるといえるでしょう。

もちろん世の中の業者が悪徳業者ばかりではありませんが、悪いことを考える人は一定数います。弊社としては雨漏りで困っている人にさらに悲しい思いをしてほしくないので、業者選びの際は上記5つのポイントを重視されることをおすすめします。

 

絆でお手伝いできること

ここでは、絆の雨漏り調査からその他のサービスまでお客様のお手伝いができることをご紹介します。

 

調査方法

まずはお客様に「どこから雨漏りがあるのか」「どのくらいの雨量で雨漏りするのか」など丁寧にヒアリングし、聞き取り結果をもとに予測したうえで調査に入ります。

調査方法は赤外線カメラや散水調査、ロープ作業による目視調査などさまざまです。状況に応じて適切な方法で調査を行います。いずれも豊富な知識と経験を持った専門家が行うので、雨漏りの原因をしっかり特定することができます!

 

絆のサービスラインナップ

弊社は雨漏りの補修だけでなくさまざまなケースに対応しています。

・外壁塗装

・屋根塗装

・工場、大型店舗のメンテナンス

・災害調査

・光触媒で抗菌、抗ウイルス対策

・バクタクリーンで室内除菌、抗菌

弊社の外壁塗装は補修工事費用を含めた「10年間の塗り替え保証つき」なのが魅力です!

屋根塗装では調査の写真をまとめた診断書をご提出し、必要な工事と今やらなくても良い工事をしっかりお伝えいたします。

一般住宅だけでなく大型店舗の調査・施工も可能です。大型店舗の場合メンテナンスに莫大な費用がかかるため、弊社ではご予算に合わせて長期的なメンテナンス計画をご提案しています。

また、弊社には自然災害調査士が在籍しているので、台風や地震などの災害で建物が破損したときも適切なご対応が可能です。

安心・安全のために光触媒を室内にコーティング施工したり、バクタクリーン施工したりすることもできます。

 

施工実績

ここでは、弊社が施工した相模原市のマンションの防水工事についてご紹介します。

こちらは屋上のシート防水が一部破れていたため、下の階に漏水していました。

お客様のご予算をもとに、70平米ある屋上のうち半分の35平米だけを防水することにしました。

施工の流れは「既存のシート防水の撤去→下地処理→プライマー塗布→クロス貼り→ウレタン一層目塗布→ウレタン二層目塗布→トップコート塗布→脱気筒取り付け→施工完了」です。

ウレタン防水が完了したことで、雨漏りがピタッと止まりました!

こちらのお客様は、長い間雨漏りに悩まれていましたがご予算の都合上修理に踏み切れなかったそうです。弊社にご相談いただき、すぐに応急処置のシートを貼りに伺いました。

ご予算に合わせた方法で施工し、梅雨本番前に工事を完了することができました!

弊社ではお客様にご要望に合ったご提案を心掛けています。

雨漏りでお困りの方は、詳しい原因について解説した下記記事も是非チェックしてみてください。

雨漏りに悩む相模原市・町田市・八王子市にお住まいの方必見!雨漏りの原因と解決事例をご紹介します!

 

雨漏りの再発にお困りの方は絆へご相談

豊富な知識と経験を持つ絆なら、どんな雨漏りにも対応できます。

「雨漏り修理は費用が高そう……」と不安に思うかもしれませんが、自然災害による雨漏りなら保険が適用されるケースもあり費用を安く抑えられます。

弊社には自然災害調査士が在籍しているので、「経年劣化による破損か」「自然災害による破損か」正確に見極めることが可能です。

建物のプロが対応するので、スムーズな保険適用~適切な災害復旧工事を実現できます。

弊社では雨漏り修理だけでなく幅広いサービスを展開しています。

お家に関するお困りごとがある方は、お気軽に弊社にご相談ください。