外壁塗装職人インタビュー:近所の人から話しかけられる相模原の職人、後藤を追いかけます。
こんにちは!神奈川県相模原市、町田市、八王子市で外壁、屋根の塗装・リフォームも行う株式会社「絆」(KIZUNA)です。
弊社にはどんな社員が働いているのでしょうか?
今回は塗装歴12年と4ヶ月、現在28歳の弊社職人「後藤」のインタビューをご紹介します。
後藤がお客様から特に好評を頂いているのは、彼の「お客様対応」にありますが、
実はその気配りはそのまま彼の「塗装へのこだわり」にも現れているのです。
細く綺麗に仕上げる性分は子供の頃から
インタビュイー(以下:イ):今日はよろしくお願いします!
はじめに、なぜ塗装業に就いたのですか?
後藤:性にあっていると思ったからです。
小さい頃の原体験になってしまうのですが、私は「塗り絵」とかが好きな子供でした。
細かい作業が得意で、例えば塗り絵にも塗り残しがあることが許せない……というか、綺麗に仕上げることが好きな性格なんです(笑)。
単純な理由ですけど、職人になろうと決めてはじめから塗装の分野に入ったのはそんな自分の性格には、細かい作業が求められる塗装業が合っているのではないか?と考えたからですね。
狭い所は雑に塗装をする会社が多い、それはプロの仕事ではない
イ:なるほど、それは塗装では、どんなところに活かされているのですか?
後藤:塗装って極端な話、一般の方が見たら雑な施工でも綺麗に見えてしまうものです。
わかりにくいというか。
けど、本職の人が見たら例えば「ピン(1回しか塗っていない)」とか簡単に分かってしまう。
その上でまず、特に私が大事にしていることはまず塗り始める前の「養生」ですね。
養生を疎かにしてしまうと、塗装をする対象じゃない所にまでペンキが跳んでしまっていたり、
テープを剥がした後にサッシ周りの塗りがガタガタしていたりとか……出来上がりの綺麗さがまるで違ってきます。
イ:プロの目線から見た養生の「手抜き」って具体的にどのようなところに現れるのですか?
後藤:う〜ん。特に家と塀の間とか、バルコニーの下部分とか……。
手が入りにくい狭い部分ですね。
私は特にサッシ周りの養生とか、手を抜きやすくなりがちな箇所こそ、余計に慎重な作業を心がけてます。
繰り返しになってしまいますが、塗装より前の養生が仕上がりの綺麗さを左右してしまいますから絶対に手は抜けません。
作業前から仕上げまで少しの妥協も許さない
イ:なるほど、他にはどんな作業に力を入れていらっしゃるのですか?
見切り出し(ライン出し)は特にしっかりやっています。ハケできれいな線を出す作業の事です。
もちろん「まっすぐな線」を出す事は、ある程度の経験が必要になってくるのですが、
この作業も雑にやってしまうと、ハケの跡が表面に残ってしまったりとか、
塗装した部分とそうでない部分の間がまっすぐに塗れていなかったりとかがでてくるので。
あとは仕上げの「塗り物」もですね。
イ: 塗り物とはどのようなものですか?
後藤:塗り物というのは、外壁と別にサッシとか建具部分への塗装ですね。
雨どい、霧よけ、立てどい、横どい、水切り、換気フード……など、名前を出せばキリがないのですけれど、そう言った外壁以外の部分です。
例えば換気フード周りの塗装を例に出すのなら……。
まず換気フードを汚さないように養生をし、壁を仕上げてから、フードの養生を剥がします。その後、養生を剥がした後に細かい所を塗っていく。
これは当たり前の工程なのですが、丁寧にやらないとはみ出してしまったりしていも誤魔化したままで作業を終わりにしてしまっている住宅も見かけます。
イ:好評を頂いている「お客様対応」はどうでしょう?何か特別な事をしているのですか?
後藤:意識こそしてませんけれど、言葉遣いは当たり前だし、なんて言ったらいいのでしょう?
強いて言えば、私がいつも行っている事は、施工の進捗や経過報告、「今どんな作業をしているのか」はその都度お客様にお伝えしていますね。
それは長期で外出されたり、留守にされるお客も一緒。
外出時を見計らって今日の作業予定などの報告をしていますね。
あとは、お客様に選んだもらった塗料も作業前に改めてこの材料を使いますと、色は間違っていないかということも確認してもらいます。
お客様からすれば塗装ってどんな手順で進んでいくのか、今どんな作業をしているのか分からないと思うし、何より不安だと思うんですよね。
頼んでいただいたからにはお客さまが安心できるプロの仕事をお届けしたいと考えております!。
イ:ありがとうございました!
後藤はその人柄からか、近所の人から話しかけられる事も少なくありません。
後藤自身、近所の人が外にいれば「臭いは大丈夫ですか?」などお客様だけではなく、周囲にも気を配る職人です。
弊社は特に営業職を設けておりません、ですので注文されたお客様と「直接」コミュニケーションが取れる事こそ「絆イズム」、何よりも弊社が大事にしている事の1つです。